「七ヶ宿街道」とは宮城県七ヶ宿町と山形県南陽市を結ぶ国道113号線沿線の事を言います。
江戸時代、参勤交代で山形県や秋田県の諸大名達が江戸の往復にこの街道を通り、大変栄えた街道だったそうです。
この街道には7つの宿場町があったことから、「七ヶ宿」街道と言われました。
久しぶりに自宅から片道60kmをぶらりと散歩してきました。
飛不動尊
不動堂は伊達政宗が天正19年(1591)に創建したものと伝えられています。
もとは虎岩下の麓(現国道113号線脇)に建っていたといれ、文禄3年(1594)4月、不動堂が焼失しました。
この火災の際、ご本尊が自ら飛び出し、堂の裏にあった岩窟に入って災厄を避けたといわれそれ以降、
飛不動といわれるようになり崇敬を集めるようになりました。さらに享保16年(1731)9月に起きた大地震の際にも堂の一部は巨岩に押し潰されたましたが、ご本尊と僧侶は怪我もなく無事でした。
このこともあり、飛不動は霊験あらたかな不動尊として、より一層崇敬を集めることになり奥州の諸大名が参勤交代と途中この不動堂に寄り道中安全と藩内安全を熱心に祈願したといわれています。
地震後、不動堂は現在の場所に再建され、七ヶ宿街道もこの前を通るようになりました。


虎岩公園は白石川をはさんで材木岩対岸にある岩肌上に広がっていて頂上の展望台からは七ヶ宿湖が見渡せます。
また遊歩道は七ヶ宿ダム堤体下部の公園へと通じています。


今の時期は雪解け水がいっぱいで、ダム湖から放水される大きな水の音が遠くからでもはっきり聞こえます。
- 2011/05/03(火) 07:05:57|
- --白石市
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勉強家ではありません(キッパリ)笑
観光地に行くと、案内板があって、色々と書いてありますよね。
あれを必要最低限コピーするだけです。
でも、良く読むと色々と面白いことが書いてあります。
昔、秋田のお殿様が参勤交代でこんな所を通って、江戸まで行ったんだなんて考えると興味は尽きません。
特に、七ヶ宿街道は、「おとぎ街道」とも呼ばれ、いろんな伝説があって面白いです。
私の大好きな蔵王を少しでも見ていただけたら嬉しいです。またお越し下さい。
- 2011/05/07(土) 12:53:12 |
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